社畜って自分ではなかなか気づけないんですよ。知ってました?
理由は簡単で、自分がその企業の雰囲気にどっぷり浸かってしまって違和感に気づけないから。
群集心理って言うんでしょうか。
今回は自分がブラック企業に勤めていた時にあったお話を参考にして頂いて、
あれ?私って社畜に分類されるの?ここの会社ブラックなの?
と一刻も早く気付いて逃げ出すきっかけになればと思います。
仕事で必要な備品が支給されないのに文句を言わない
えっ?ってなるでしょ?私は昔、文房具や付箋とか仕事に持参してた記憶がありますね。。
そして社畜はそんな時でも文句を言いません。思考が停止してますから。。
流石に最低限のボールペンとコピー用紙はどこの部署にもあった気がする。
使用できる消耗品は配属部署による感じはしますが、会社支給の備品・消耗品が極端に少ないです。
あるいは制服が必要な職種でも、ブラック企業なら制服代を給与から引こうとしてきます。
覚えておいて頂きたいのは、会社の営業に必要とされる備品・消耗品については経費で購入し費用計上されるべきだということ。
また、会社の制服については就業規則に支給・貸与に関する規定があって、(数年に上下1着支給するなど)当然、給与などから天引きされる類のものではありません。
社畜でどっぷり使っている最中では気にも留めてなくて、面倒臭いので自腹でなんとかしていましたが、本来は支給されて然るべきです。
個人の希望で洗い替えが追加で必要だとか、個人の過失によって破損させたなら仕方ないですけどね。覚えておきましょう。
あれっ?ココやっぱブラック企業?と思ったら転職の段取りを始めても良いかもしれません。。
残業代が全く付けられなくて、むしろ時間外にスキルを勉強させて頂いているという意識がある。
これ、本当に危険だと思います。
仕事の中で覚えさせる。OJTなんて言葉なくなれば良いと思ってます。
職人のようにご奉公をして技術を勉強させて頂く職種もあると思いますが、ごく普通のサラリーマンはこれに当たりません。
上手くいかなかったとしても労働時間は労働時間。
時間外は普通に残業代です。
だけど自分の場合は、職歴やスキルの無さが後ろめたくて、ダラダラと職場で仕事したりエクセルでパタパタと何か作ったり練習してました。
確かにパソコン周りなど色々上達はしましたが、今思えば勤務時間外の労働の線引きが曖昧になって、働いていても残業代として主張しにくくなっていたと思います。
日々の「作業」の部分は労働時間として切り分けてキッチリしておかないと自分のプライベートな時間も大事にしなくなります。
自分の時間を大事にしないと他のスタッフの時間も大事にできないと思い、今では良くなかったなと反省してます。。
数年昇給がなくてもスキルが足りないせいだと思っている。
本当にね、自己肯定感が低いと昇給がない年でも疑問も持たなくなるんですよ。
別に営業職で数字持っていたわけではないんですよ?
会社の業績は右肩上がりだったのにですよ?
大手じゃなかったのでベースアップとかウチには関係ないと思ってましたからね。
そして昇給具合を年平均で割ってみたらあまりにも上がってなくてその後転職しました。
普通の会社は年間で1〜2%ずつぐらいは給与上がるらしいです。
上がってなければ危機感を感じて良いと思います。(当社比)
昇給での評価が低いということは会社の方針と合ってない可能性が高いです。
早々に転職して自分の評価してもらえる地で改めて頑張る方が、若さを浪費しない最善の方法だと身をもって実感しました。
社畜だと気付かない人 まとめ
いかがでしたでしょうか。
自分の場合は、思うように就職もスキルアップも給与アップも出来ずに20代を過してしまいました。その後にたどり着いたのがブラック企業という社畜まっしぐらなコースだったので5年以上も真っ黒に浸かってしまいました。。
このままではあかんと思い立って他社に転職してみたら、あ〜私は社畜だったのかと。
他社と比較してみて初めて自分の会社を評価できると思います。
大事なのは常に転職市場にアンテナを張っておいて、何か自分の会社がおかしいかな?と思った時に他社の傾向を見るために外にも視野を広げておくことだと思いました。
今自分がいる会社がいい会社だとしても、上司が変われば職場の雰囲気は一気に変わるものです。
自分のように社畜として若さを浪費しないよう、少しでも皆様の参考になれば嬉しいです。