株式投資を始めてみてから感じたことなのですが、株式市場で株価の乱高下があるたびにメンタルが乱れてませんか?
今回は株式投資を行なっている際に平常心にメンタルを保つ方法について解説していきます。
結論から言うと、まずは自分の投資目的を明確にしよう
気になる人は、金額が身の丈に合ってないから投資金額をもっと減らそう
株式の投資を始めてみたものの、日頃株価の上げ下げが気になって仕方がない。
日中も仕事が手につかない。
夜も米国株式の市場の動向が気になって夜も眠れない。
そんな投資初心者の方へ、冷静に平常心を保つための考え方です。
尚、メンタルの維持のための、モノの捉え方の参考として参考にしてください。
なぜ日頃の株価の上げ下げが気になるの?
そもそもなぜ1日2日の株価の短期的な上げ下げが気になるのでしょうか?
理由は簡単、株価が大きく下がって損したらどうしよう?と思っているから。
誰だって損したくない、虎の子の資金です。お金大事。
不意にコロナショック、とか大暴落が来たらどうしようとか思うわけですね。
株で大損した人の話とか人づてに聞いたりしますもんね。
そもそもいつまでにいくら必要で、何のために投資しているの?
まずは投資目的に立ち戻って考え直してみることにします。
多くの方が老後資金、教育目的の積立、家のための頭金などを考えているのではないでしょうか。
理由は様々ですが、大事なのは、何のための投資で、いつまでに必要か、を明確にする事のようです。
例えば私の場合は老後資金を主に考えてますが、数十年後、定年後から年金受給ぐらいまでに向けて積立て長期運用を目的としています。
よって直近の数%程度の株価の上下はあまり重要ではないです。
平気、だってすぐには売らないから。
じゃあどうなったら自分の考える予定通りなのでしょうか?
投資の出口はイメージしている?
よく投資の出口戦略などと言われますが、どうなったら予定通りなのでしょうか。
長期的に株価が年間数%ずつ成長を続けていくことをイメージしているのか。
配当益が数千円ずつ毎年口座に入って、会社が潰れなければ良いのか。
あるいは短期的に株価が高騰して高値で売却できれば良いのか。
考え方は人ぞれぞれです。
正直、出口を考えたら初心者は株式なんて買えませんけどね。
そもそも会社の良し悪しが分からなくてお金が増えていくか分からないから株式投資に手が出ないんです。
ちなみに短期的な株の売買は機関投資家の方だったりプロのトレーダーの方向きです。
情報量も経験も無いのに、初心者が勝てるわけありません。短期売買は避けた方が良いと思います。
利益の目算が立たないものはギャンブルなの。
私の場合は長期的に応援したい会社を選んで、配当金ももらいながら少しずつ投資金額を増やすように心掛けました。
私たちがイメージしている老後の資金の積み立てなどは、長期で少しずつ成長が見込まれる会社の株を買っていくことです。
投資先の会社の考えている方針に賛同している。長期的に応援したい。
そんな会社の株を購入して保有するのが良いと思います。どうせすぐには売らないし。
ある程度ほったらかしが良い
もともと短期で売るつもりもないから、ほったらかしで良い。
たまに会社の調子を見るくらい。
ホームページのIR資料の四半期の業績を見るぐらい。
これもよく聞くお話ですが、ほったらかし投資で投資をしていることを忘れるぐらいが一番投資成績が良いなんて聞きます。
短期の売買を繰り返すのは手数料も都度必要ですし、長期的な展望を持ってできるだけほったらかしできるものを保持するのがメンタルも心穏やかに済むようです。
株式に振り分けている金額が大きすぎる?
他に考えられる理由として、大きい金額を株式投資に回していると、少し株価が上下するだけで数万、数十万が変動することになります。
これだけの金額が日々変動することでメンタルを保てないようであれば、そもそも資産の内、株式に振り分ける比率が高すぎる可能性が有ります。
その場合は、株式投資にあてる金額を減らす。
少しでも早く利益を増やしたい。
そう思うとリスクを取りすぎて、貯金のほとんどを株式投資に回してしまったりしていませんか?
初心者は利益に目が眩んで、自分が初心者だと忘れてついついリスクを取りすぎてしまう。
自分が株式投資を始めてハッとさせられたのはリスクとリターンは表裏一体という点。
自分が一攫千金を目論んでお金を運用しているならば、マイナス方向へも振れる可能性もある。
怖いですよね。自分も戒めにしたいと思います。
まとめ
何のために株式投資をするのか人それぞれだと思います。
どの銘柄を買うかも人それぞれ。
それでも日常で平静を保てない投資の仕方はやはり身の丈に合っていないと思います。
- まず運用の目的を明確にする。いつまでに、何のために運用したいのかを自分で知ること。
- どのぐらいのリスクをとっているのか自分で知ろうとすること。
- リスクの分からないものには投資を避けること。
- 金額も適正な範囲に抑えること。
以上のことを視野に入れて、長期の運用を目的としているのなら短期の株価の上昇・下落は気にしないこと。
自分の場合はどんな視点で運用しようとしているのかを常に意識して、メンタルを平静に保ってほったらかしにしつつ長い目で見守っていきたいものです。
以上、参考になれば嬉しいです。
※尚、株式投資は自己責任で行うものです。特定の投資方法を推奨するものでは有りませんのでご了承ください。