今日のお題はブラック企業です。
何を隠そう、私も昔5年間ほどブラック企業に勤めていた経験があります。
正社員で残業も結構していましたが、当時は何をどうやったら年収が300万を超えるのか想像がつかなかった記憶があります。
ウチの会社、ぜったいブラック企業だよな?とか言いますけど、
何を目安にしたらいいか1つだけ選ぶとしたら
ズバリ、「〇〇手当を払わない」会社はブラック企業です。
長時間労働させるとか、お休み少ないとか、スタッフが殺伐としているとか色々な基準があると思いますが、あえて一つ挙げるとすれば、
ブラック企業は「〇〇手当を払わない」=お金を払わないですね。
結果として長期間勤めても年収も上がりにくいです。
この記事を読むことで、ウチの会社がブラック企業かがわかるとともに、そのまま勤め続けても年収が上がらないのか解説します。
あくまで私の経験上の話ですが解決策もお伝えしようと思います。
なぜ手当を払わない会社がブラック企業?
会社ごとに項目の記載は違いますが、給与明細を見たときに、〇〇手当と記載があると思います。
残業手当、扶養手当、住宅手当、通勤手当などが載ってること多いんじゃないでしょうか?
これらは各会社の就業規則に照らして、該当するものに支払われる項目です。
大事なのは、これらがあなたの思っている額を支払われていますか?
特に残業代や休日出勤について手当としてきちんと支給されていることがとても大事です。
残業時間については厳しいめに計算されているところも多いと思います。
でもそもそも違法な算定なされ方をしていませんか?
会社員の場合、会社の指示命令で働いている労働時間で、法定労働時間1日8時間(週40時間)を超えているものについては残業時間としてカウントできます。
例えば変な休憩時間をカウントされて、労働時間としての合計時間数が減ってませんか?
他にも、残業を申請するのに上司の許可がいる場合が多いと思いますが、仕事も残っているし上司への許可も面倒くさくなって、残業として申請しなくなっているパターンもあるのではないでしょうか。
これらの積み重ねが、あなたの給料が上がらない原因です。
せっかく働いた時間をきちんと残業時間にカウントしてお給料に反映されないと、十分な額の給与になるはずがありません。
いやいや、基本給をちゃんともらっているじゃないかという方は、本当に十分な額の基本給をもらっていますか?と問いたい。そしてその基本給は年々昇給していますかと問い詰めたい。。
そんな高い基本給なんてもらっているわけがない。
だから尚更該当する手当、特に働いた分の残業手当はしっかりもらいましょう。
キツイ仕事も給料に反映するから頑張れる
これが真理だと思います。
なんだかんだ連勤連勤でも、残業続きでも、全部給料で出たら正直そんなに文句は出ないです。
もちろんお金が全てではないし、命に関わるほど仕事づめになるのは問題外です。
そしてこれまでの頑張りをいつか評価してもらえて査定につながったら文句は出ないのです。
このことは私もブラック企業に勤めた後に他の会社に勤めて実感しました。
言うて、その後の転職後も結構残業はある会社に就職したのですが、
ちゃんと給料で返ってきてました。
するとそれなりの残業手当の額になるので自分で納得がいくんですよ。
あるいは成果主義を掲げている会社だったら大きく賞与で返ってきますか?
このどちらでも返ってこない場合は、年次の昇給で基本給アップで返ってきますか?
数年単位で見て、年次の昇給は思っていたペースでアップしていますか?
- 月々で手当として支払われない。
- 中期で賞与として支払われていない。
- 数年単位で見ても基本給の昇給で還元されない。
その場合は、あなたの働きは給与という形では還元されていません。
今の働き方はスキルの蓄積以外のメリットは薄いと考えましょう。
お金にならない仕事は続けるべきか、転職か
短期でも長期でもお金になっていないことがわかったら、転職することを視野に入れる必要があると思います。
過去の自分の場合はなかなか転職する踏ん切りがつかなくて、年収が上がりにくい状態で5年も勤めてしまいました。でも本当に若さを武器に色々な会社を見て回った方が良かったのではないかなと、今でも後悔しています。
ブラック企業に居続けて若さを浪費しないでほしい。
もしこの記事を読んでいるあなたが若いなら動き出すのが早ければ早いほど、もしスキルが足りなくてもなんとでもなります。
企業にしてみれば十分にスキルのない社員に高い給与は払いにくいのかもしれません。
それでも自分の時間を使ってお金を稼ぐ以上、安い年収で人生を切り売りする必要はないと思います。少なくとも数年後の自分の年収アップ・キャリアアップに繋がるように見直してみてほしいとおもます。
大事な事は、あなたが他社で働いた際の年収の相場を知ることはマイナスにならないという事です。
まずは大手の有名な転職サイトで同業他社の年収の相場や求人を見てみて、自分の待遇・年収が不当に安くなってないか確認することから始めてみてほしいと思います。
比較をする際は求人掲載数が多い媒体がおすすめです。
自分のように後から悔やむ前に、働き方を見直す機会になれば幸いです。